― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2022年7月22日(金) ]
「第6回中山間地域の諸課題解決セミナー」を7月30~31日の日程で、桜花の郷ラ・フォーレ庄原を会場に開催します。新型コロナウイルス感染症の影響で2年間開催できなかったのですが、またまた感染者が増加していますので気をもんでいます。
今回のセミナーの目玉は、各市町の議員4名が1グループとなり、「うまくいかなかった(と思える)一般質問」を各自10分でプレゼン。その後グループ内で20分間、何故うまくいかなったのか、改善点は、良かった点はと意見交換することで質問力を高めるにはどうすれば良いかを探ります。そのために、事前に議事録を送って貰い、人数分コピーしています。
中々他の議員の一般質問に対して、「あそこがいけんかった」なんて言えるものではありません。自分でYouTubeの録画映像を観て、次はこうしようなんて議員も殆どいないと思います。ということから、打っても響かない、噛み合わないけど仕方ない、議会だよりに記事が載ればいいかという、何のための一般質問か分からないものになっています。
執行者は議員の一般質問(提案型)に対して、「検討します」というフレーズが多いのですが、要は議事録に残るからです。しかし、議員が執行者と公開で質疑できる場は本会議の一般質問しかありませんので、周到な根回しをして(事前取引)果実を掴む議員もいます。しかし、議員本来の姿では決してありません。
一般質問は議員であれば誰もが悩むと私は思います。ですので、30日の土山先生の講演は、「自治体議会の政策制御」と題して市民にとって議会とはなにものかというお話を聞かせていただきます。何のために一般質問をするのか、そこが理解できれば自ずと「うまくいく一般質問」となるのではないでしょうかと書きながらも、「言うは易し行うは難し」です。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |