― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2021年8月22日(日) ]
今日は午前7時から市道の草刈でした。昨夜から雨だったので雨合羽を着ての作業になると覚悟を決めていましたが、雨も上がり合羽を着ずに作業することができました。農家の方々が昨日から地先の草刈を済ませておられたので1時間ほどで終了しました。
農家も非農家も全戸参加で市道の草刈をするのですが、冒頭に書いたように農家の方々は日常的に地先の市道周りの草刈をされていますので、家のない市道の周りの草刈が主です。今年は新たに定住した若者も参加してくれたのですが、普段から農作業で草刈をしているので、即戦力となり大いに助かりました。
彼のことはこれから徐々に紹介していきますが、農業をするために家族で移住してきた中国系アメリカ人です。奥さんは日本人ですので、日本語はペラペラです。こちらに来て赤ちゃんが生まれ、現在生後3ヶ月だそうで、可愛くて仕方ないと言っていました。彼らは、この板橋に骨を埋める覚悟で移住してきたそうですので、地域の担い手になって欲しいと期待しています。
草刈後に少しだけ皆と話したのですが、地域も高齢化してきており共同作業に出る人たちも高齢者や後期高齢者が殆どとなってきています。そのため、これまで出来ていたことが地域でできなくなってきています。その一例が、地域での葬儀です。コロナ禍もあり、一気に家族葬にシフトしましたが、段取りが分からず右往左往する始末です。
これまでは農業用溜池や農業用水路は農家だけで維持管理していましたが、近年のゲリラ豪雨により農家だけでは対処できない災害も発生してきています。つまり、災害が起きる前に対処できる体制を地域で作る必要があります。今回の雨量は本当に凄かったので、危険性の高い崖等は沢山あります。そんな危険な個所は大抵、家の裏なんですね。
担い手不足の少子高齢化を実感していますが、何とか対処していかないといけません。
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