― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2020年5月31日(日) ]
雨が降ると草が伸びます。昨日も家の周りの草刈をしましたが、刈っても刈っても草は伸びます。草に埋もれて生活できないということはないでしょうが、刈ったあとの清々しさというか、草刈後の何とも言えない匂いが忘れられず、草刈を続けています。
以前から書いている様に、私が住む集落は几帳面な方々が多く、家の周りや田圃の畔などを本当にキレイにされています。つまり、草刈名人の集まりと言ってもよいでしょう。その中に特別な1軒があるのですが、いつ見ても本当にキレイに草刈をされており、草丈が5センチ以上になったことは先ずないと思います。我が家をご存じの方なら、「あそこじゃね」とお分かりになると思います。
実は私たちの集落も例外なく空き家が増加しています。以前は17軒だったのですが、今は14軒となり3軒が空き家となっています。ここで問題となってくるのが空き家の周りの雑草です。市内に子供や親戚が住んでいれば草刈もして下さいますが、完全空き家となると家の周りは草だらけとなり、景観上も好ましくありません。
田圃の畔草などは営農集団の草刈隊が有料で刈っていますが、空き家の周りが問題でした。そこで今回、完全空き家の地主さんと草刈の請負契約を結び、年に3回草刈を行うこととしました。そして、得た収入は集落の維持管理費用とします。昨年来より、獣害対策として山のバッファゾーン整備を行ってきており、集落が一体となった作業を進めていますので、その一環でもあります。
後継者問題もありますが、1人ではできないことも集落で取り組めば解決できることもあります。今は元気でも段々と体力は落ちていきますが、若者が大黒柱に育ってきています。そして、機械も進歩してきますので、少ない労力で多くの仕事ができる様にもなってきます。「できない」と諦めるのではなく、「できる」方法を模索していきたいと思います。
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