― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2020年5月13日(水) ]
今朝の朝刊に、「検察当局が公選法違反(買収)の疑いで河井克行氏を立件する方針を固めた」との報道がありました。ということは、公選法の買収罪の罰則適用が可能と判断したものと考えれます。その原資が自民党本部からの1億5000万円であれば、大荒れは必至です。
昨年の参議院選挙で自民党が2議席独占を狙った訳ですが、まともに戦ったのでは勝ち目がないと思ったのでしょう。安倍首相の下関の秘書も連日、応援に入っていたそうですし、首相本人も2度も広島にやってきて応援演説をしています。菅官房長官も福山?と広島に応援に駆けつけています。二階さんも来たよな。こうまでして何故、勝ちたかったのかが問題です。
安倍さんは溝手さんが嫌いだったからです。伝聞ですので詳しい内容は書けませんが、「おれ、嫌われているんだろうな」って、溝手さんがポツリと言われたことがあります。表向きは2議席独占ですが、自民党広島県連の猛反対にあいながらも押し切った訳はなんでしょう。そうなると、岸田もつまらん訳です。禅譲するという甘い言葉に乗ったのでしょう。
最初は車上運動員に対する違法な報酬ということから始まった今回の買収事件ですが、複数の県議会議員や広島市議会議員、各地の議員や首長を巻き込んだ買収疑獄へと発展していきました。誰がどう考えても「お金を渡す、お金を貰う」は、買収です。1億5000万円も仕送りしておきながら、「適正に処理されています」ということを平気で言う政治家は宇宙人だ。
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