2日連続の視察でした

[ 2019年8月7日(水) ]

一昨日は鳥取県日南町にお邪魔し、昨日は島根県浜田市にお邪魔しました。日南町は企画建設常任委員会で、役場、森林組合等で林業関連の視察でした。浜田市は会派視察で、浜田那賀方式 自治区制度について勉強させていただきました。

日南町は暑かったです。午前7時45分に市役所に集合して出発し、9時から役場で林業施策について説明を受け意見交換。10時30分から日南町森林組合でリモセン技術について講義を受け、昼食をはさんで木材加工工場の「オロチ」の施設見学。道の駅にちなん日野川の郷で暫し休憩し、午後4時過ぎに市役所に帰着という結構ハード目な視察でした。

視察内容は資料室に視察報告書をアップしていますので、ご覧下さい。そして昨日の浜田市の視察ですが、浜田市在住の私の友人にお願いして市役所との段取りをして貰いましたので、かなり具体的なお話が聞けました。合併当初のお話まで遡りましたので、「こんな合併もあったのか」と少し驚きましたね。庄原市もそうでしたが、理念なき合併といえます。

庄原市役所と自治振興区との関係を考えた時、市民の方々から、自治振興区が市の下請け的な仕事をやり過ぎているのではないかという意見を多く頂戴しました。さて、浜田市ではどうだろうかと聞いてみたところ、庄原市とはかなり異なる自治区制度があり、合併しているけど旧町村の自主的運営がいまだに生きているというものでした。

議場を案内していただいたのですが、「〇〇自治区長」という席が執行者側にありました。当然、独自予算(事業)もありますが、2021年4月1日より新たな条例を制定し、自治区の枠を超えた一体的なまちづくりを進めるそうですので、かなり組織も内容も変わってくるものと思います。合併時の母体であった旧浜田市は財政再建団体一歩手前で、対等合併の3町1村は潤沢な基金を積んでいたことで、合併特例債で勝負に出た旧浜田市とは根本的に考え方が違っていたみたいです。