人生思うようにはいかないものだ

[ 2019年6月5日(水) ]

64歳の私が人生を語るのはまだまだ早いと思いますが、今日は何を書こうかなと思っていたら、「人生思うようにはいかないものだ」というフレーズが自然と頭の中から出てきました。「何でだろう」と思ったら、中村先生の本の影響ですね。

先生の恩師のお話がでるところがありますが、多くの弟子がいる方でも死に直面すると考えていたことと現実の狭間で悩みが生じるものというのが私の心に強く響いたのだと思います。私はこれまでの人生で、思うようにいったことなどないかも知れませんが、松下幸之助さんの有名な言葉、「私は運が良かった」で乗り切ってきました。

死に際して、「運が良かった」というかどうかは別にして、今日一日を精一杯生きることが長生きの秘訣とダスキンの創業者である鈴木清一が言っています。そして、鈴木清一は死の間際でも看護師さんに、ダスキンのお仕事の素晴らしさを語っていたそうです。ここまで徹底すれば、本望というものでしょう。

やはり、「凡事徹底」とうか、極めるということではないかと思います。羽生9段の座右の銘は「知足」だと今日の新聞記事にありましたが、私は鍵山相談役のおっしゃる「凡事徹底」も同等と解釈します。羽生さんは名人を名乗っても良いのだそうですが、9段を選ばれたそうです。先ずは、一日一日が勝負と定め、諦めない私で頑張りましょう。