― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2018年5月15日(火) ]
昨日、庄原赤十字病院で待望の赤ちゃんが産まれました!庄原市民の悲願であったが、「庄原市内で赤ちゃんを産む」ことが可能となったのです。余談ですが、大腸ポリープ除去で入院していた部屋は改装前の分娩室でした。
私の入院している時も助産師の方々が模擬訓練?をされていましたが、多くの方々の下支えがあっての昨日の出産だったといえます。バックアップ体制としての小児科診療所と病児・病後児保育も7月にはスタートします。そして、子育て支援施設「ひだまり広場」も同一敷地内に整備されます。
赤ちゃんが産める環境が出来ただけで少子化に歯止めをかけることは難しいことは良く分かっていますが、「気持ち」がまるで違うことは事実です。皆さんが必ず言われていたことは、「少子化対策と言いながら、分娩ができない庄原市」だったのですが、これからはそのフレーズは使えません。もっともっと子育て支援環境を充実させ、「子育てなら庄原」としたいものです。
子育て支援は総合施策ですから、働く場の確保、住環境の整備、教育の充実、遊びの場の提供等、複層的に取り組む必要があります。少し時間はかかりますが、そうした取組により、学生、青壮年世代、高齢者世代も「生きる力」を感じることができる様になります。赤ちゃんにはそういった力が備わっているのです。
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