― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2018年3月1日(木) ]
企画建設分科会が所管する環境政策課・地籍用地課・建設課・都市整備課・水道課・下水道課・企画振興課・いちばんづくり課・商工観光課・林業振興課・農業振興課・農業委員会事務局の平成30年度予算審査が本日で終了しました。
議員4期目となると、各種事業と予算に関しては、「ああ、これか」という感じで理解できますが、今回は、持続可能な財政運営プランで予算が皆減となり事業が終了するものもあり、これからはこういう時代になるのかなと強く感じました。予算減額された事業も多くありましたが、いずれは無くなる可能性が高いのではないでしょうか。
税金を払う側の気持ちは、「できるだけ少なく」ですが、補助金等を貰う側の気持ちは、「できるだけ多く」となります。問題は、使い方にあります。福祉の増進に資するということが基本ですが、この福祉が広範囲であり、理由をつければ何でもOKということにもなりかねません。子育て世代は、子育て環境の整備を願い、高齢者は、高齢者福祉の充実を訴えます。
予算審査は、執行者の予算案にお墨付きを与える作業とも言えますが、限られた財源で住民に必要な各種事業を展開する訳ですから、産業興しとか育成ということに対しての予算化は難しいのが実情です。選択と集中という言葉も良く使いますが、選択の余地がないという所に行くまでに本気で選択と集中を実行しないと、選択されない自治体になります。
自治体間競争と言われていましたが、政府はこれまで以上に競争を煽ってきています。県同士の競争を煽り、市町の競争を煽り、住民組織を競争させているのです。支持される自治体って何が違うのでしょう。群馬県上野村にやってきているIターンさん達は、まるで、不便を楽しんでいる様な雰囲気を感じました。
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