補正予算の審査

[ 2017年9月13日(水) ]

今日は、予算決算常任委員会で補正予算の審査と採決が行われ、全て全会一致で可決されました。内容は人事異動による人件費の整理が主なものでしたが、小児科診療所と病児病後児保育施設に係る補正予算に若干の議論がありました。

元々、長岡本社などが建つ敷地全てを庄原市は購入する予定でしたが、諸般の事情から最低限の面積のみ購入することにしましたので、一体的活用ができない残された土地の資産価値が下がったことによる補償が必要となります。その補償についての執行者の見解に対し異議を唱える議員が自説を述べる場面がありましたが、鑑定評価による補償ですから、当たり前の行政手法です。

既に長岡本社ビルの解体工事は始まっていますので、やっと動き出したと言えます。執行者提案はあまりにも唐突なものであり、私も最初は激怒して大声をだしたのですが、最終的には庄原赤十字病院の産科再開というプランと理解できました。そして、ご承知の通り、庄原赤十字病院に常勤の産婦人科医師1名が着任されました。

小児科診療所の開所が予定よりも遅れていますので、医師は庄原赤十字病院の小児科で現在、勤務されています。どうして開業するのかというご意見を今でも頂きますが、庄原市で開業するということは、小児科のかかりつけ医となります。日赤の勤務医であれば転勤がありますが、開業医には転勤はありません。

いよいよ体制が整ってきましたので、産科再開が現実味を帯びてきていますが、実現に向けて更に頑張りましょう!