― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2017年1月23日(月) ]
毎年、ある小さな集落で開催される新年互礼会に招かれています。昨日は所用で少し遅れて行ったのですが、のっけから、「乾杯は代わりにしといたけえ、まあ、座れ」ってな調子で、ワイワイやるのです。
ご多分に洩れず、少子高齢化社会を地でいっている集落ですので、来れない人も増えてはいますが、年に一度の新年互礼会ですので頑張って歩いて来られます。かなりのご家庭で代替わりして、我々の年代が中心となってきていますので、遠慮は無く、「さあ、飲め」ってな訳で、農業問題や害獣問題などを酒の肴にして延々とやるのです。
この集落に県立広島大学出身の若夫婦が暮らしているのですが、地域の農業の担い手にならないかとラブコールを受けています。どこも同じですが、子どもたちは都市部で暮らしており、このままでは10年後の農業の予想はできない状態です。ですので、稲作だけでなく、周年で農業ができる仕組みを作ればと皆で知恵をだしているところです。
そこで、大問題は、イノシシとシカの駆除です。備北丘陵公園に隣接する地域ですので、猟銃の使用が規制されています。公園で繁殖したイノシシたちが里に出没して田畑を荒らし回ってもなす術がないのが現状です。今は、年中、イノシシやシカも活動するので、年中、捕獲できる制度を導入する必要があります。処理場を作っても肝心の肉が来なければ、タダの箱ではないのかな?
« 前の記事 | | | 次の記事 » |