― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2017年1月19日(木) ]
先ほどまで「ふれあいセンター」で、DMOに関する講演会がありました。私が期待していた内容とは違っていましたが、観光に携わっておられる方々には有益な内容であったと思います。
私は、地域連携の取組についてお話しされるのものと勝手に思い込んで行ったのですが、観光の個別提案のやり方についてのお話がメインだったようです。長年、リクルートで「じゃゃらん」の編集長などをされていた方で、多くの観光地を掘り起こされたその道のプロです。今は、せとうち観光推進機構で事業本部長をされています。
そもそも、せとうち観光推進機構とは、瀬戸内を共有する7県と事業会社により構成されており、新たな観光需要を創造するために組織されたものです。庄原と瀬戸内が何の関係と思われるかも知れませんが、しまなみ海道に続く「山なみ街道」が全通したことで、海と山が繋がったのです。この繋がりこそ、DMOといえます。
県単位でのつながりができた次は、市町村の連携が必要になります。細切れの観光地を繋ぐのではなく、観光客の目的にあったプランを提供できる体制の構築が必要となります。今年も修学旅行の生徒が庄原市にやってきますが、「顧客満足度」を高め、庄原の宣伝部隊となって欲しいものです。周防大島に来た生徒が社会人になって再訪することも度々あるそうです。
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