ギリシャに思う

[ 2015年7月9日(木) ]

上海発の株の大幅下落がニュースで報道されていたので、ギリシャが関係しているのかと聞き耳を立ててみたが、どうも関係ないらしい。中国政府が介入しただけで株が値を下げるのだから、上海人のパワーには驚かさせる。

ということは、ギリシャの債務程度では世界は風邪もひかないということなんでしょうか。それにしても、ギリシャの産業は何なんですか?観光業ですか、海運業ですか、それとも、公務員業でしょうか。お金を借りるだけ借りて、借金棒引きなんてことを平気で言うつもりらしいが、ドイツは絶対に許さないと思います。

質素倹約の国であるドイツが、働く者食うべからずというかどうかは分かりませんが、国民の納得は得られないことは間違いありません。東ドイツと一緒になり統一ドイツとなったのは同じドイツ国民だからです。そのために、旧西ドイツは大変な苦しみを国民にお願いしました。給料も年金も大幅に下落しましたが、国民は我慢しました。

国民投票しても相手国があることを忘れているのではないでしょうか。誰に対しての投票ですか。ユーロ圏からの離脱を脅し文句にしたいのでしょうが、ロシアや中国と仲良くなりますか。壮大な実験を続けているEUですが、ロシアと中国が急接近している現状を考えると、持ち堪えて欲しいと思います。吹けば飛ぶような国では困ります。