今回は民主

[ 2009年8月25日(火) ]

どうも、民主党が一人勝ちしそうな勢いに感じる。320議席なんて報道もあるけど、自民党よ、何をしてきたんだ。昨夜もテレビで評論家が好き勝手を言っていたが、どう聞いても、民主党が勝つということだった。

財務省も本気で補正予算の組み換えをやると言っているようだし、来年度予算も民主党の意に沿った予算案を作るようだ。財源の裏づけがないと自民党さんは言っているが、財務省がやると言うからには何とか格好はつくのだろうと思う。各省庁の特別会計にも切り込むので、財務省は民主党と思惑が一致するらしい。

官僚政治打破と言いながら、官僚をコントロールする術を知っている小沢のしたたかさを感じる。だから、官僚政治打破とはならないと私は思う。強固な官僚機構を敵に回すのではなく、暫くはお友達でいましょうが正解ということだ。その中から、政治主導にもっていくべきでしょう。官僚の仕事は予算の分捕り(天下り)と勘違いした結果が今です。

この官僚組織を作ったのは、かの田中角栄だと言われていますが、お金が循環する仕組みを思いついたのは流石ですが、赤字国債をこれほど発行するとは想像していなかったでしょう。国は潰れないということが前提ですが、しかし、どう考えてもダントツの借金国家はいただけません。今の国力の衰えはそういうことだろうと思います。民主でカンフルになるのか、「やっぱり駄目か」になるのか、志に期待しています。