カープ物語

[ 2016年9月12日(月) ]

10日のカープ中継はNHKだったのですが、中継に先立って、NHKが制作した草創期のカープ物語が放映されました。以前一度見たことがある番組だったのですが、優勝がかかった試合の前に見ると、凄く新鮮に感じることができました。

石本秀一監督がいたからこそ今のカープがあることが良く理解できました。お金は我々が用意するからと言う谷川代議士たちであったが、行政に出資させようとして失敗したことが市民の球団となった基であり、「たる募金」誕生となったのです。石本さんはアイデアと行動力で草創期のカープを牽引しましたが、お金との闘いだったとも言えます。

11日の中国新聞朝刊に球団創設26年目の初優勝の時の「球炎」記事にも似た山本修さんの記事がありましたが、「ナインとファンは、いつしか途絶えていたキャッチボールを再開。それが下地となった輝きが何よりうれしい」とあります。本当は全文を読んで欲しいので、中国新聞を購読していない人は新聞販売店でお求めください。

あの東京ドームの戦いを見て皆さんも同じことを思われたと思います。巨人が優勝してもあれほどの盛り上がりがあるのだろうか。カープは間違いなく、広島市民、広島県民が作り上げた球団です。そのことが今年のカープの躍進で再確認されたと私は思います。全員野球で、CSシリーズに勝ち、日本シリーズを制覇することを心から願っています。