会話は、顔を見ながら

[ 2016年8月9日(火) ]

今日は朝から次々に人と会っていたのですが、電話ならば顔が見ないので、結構言いたいことが言えますが、顔を見ながらの会話では、そうはいきません。特に、1対1であれば尚更です。

私は重要なことは絶対に電話では話さないことにしています。それは、メールでも同じです。やはり、顔を見ながら話すのが気持ちも伝わりますから、誤解が生まれることが少ないです。電話なら、相手も分かっているだろうと勝手に判断することが多々ありますが、顔の表情を見ていると、「分かっていないな」というのは直ぐに表情にでます。

これが交渉術とまで大袈裟ではありませんが、議会での一般質問の醍醐味は、筋書きのないドラマを演じながら自分の考えに同化させることにあります。テレビ電話で一般質問をしたらどうなるでしょう?質問ではなく意見交換となります。今日の会話の内容は、どちらかと言えば交渉でした。自分の考えだけを伝えるのでは交渉にはなりません。

飛躍しますが、北朝鮮が孤立してきているのは相手の考えを聞こうとしないので交渉にならないからです。一方的に、「我が国は正しい」と言ってみても、それは合意にはなりません。今日のタイトルを、「会話は、顔をみながら」としました。医師も診察せずに治療はしないでしょ。先ず、問診です。