一問一答について

[ 2009年6月18日(木) ]

庄原市議会が今回の定例会から「一問一答」で一般質問をすることになる。お隣の三次市は既に行っており何ら目新しいことではないのだが、新聞やテレビで報道されるのが私にすれば、不思議。

今回は13名の議員さんが一般質問を行う予定ですが、私は11番目です。これまでは報道の通り、一括質問一括答弁で、合計1時間の中で行っておりました。今回から、議員の質問時間は30分となります。答弁に関しては無制限ということですから、残り時間を気にすることなく答弁もできるということですが、問題は、噛み合うかどうかです。

議員は、残時計を確認しながら質問を行い、執行者が答弁します。この繰り返しが続いていくのですが、先ほども書いた噛み合うか噛み合わないかが問題なんですね。つれない答弁に、「どういうことか」と聞き返しても、「ご理解下さい」となれば、「どう理解するのか」と再度質問を行い、「ご理解下さい」となったりもすることもあると考えられます。

内容が深まるとか言われますが、一定の線で止まり、それ以上は深まらないと私は思います。恐らく答弁書を書かれている課長さんたちもこのブログを読まれていると思いますが、白紙でやりませんか。思いのたけをぶつけ合いましょう。財政が云々なんか言わず、「どこを切るのか、どこを残すのか」という議論をしましょう。公務員も失業する時代を迎えます。

私は何度も言っていますが、議会改革の第一歩は、議員全員により出身地区以外に出向いての「議会報告会」の開催だと思います。一問一答は議会改革では決してありません。三次市議会はケーブルテレビの中継の関係から、1日4人の質問者にされたそうです。庄原市議会は、13人をまさか2日で片付けるのではないでしょうね。