― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2016年6月23日(木) ]
どの自治体も、人口減少対策を打ち出しているが、直ぐに「増えた」という即効薬はない。住みたいと思わせる何かがあるまちには一体、何があるのだろうか。住んでいる人が好きだから住むと言う若者の意見がfacebookに載っていたが、どうだろう。
私は学生時代に大阪で4年間暮らしただけで、57年間、現在の場所で生活してきた。私の住んでいる集落は平林と言うのだが、61年間で4軒の家が無くなり、3軒が移り住んで来られました。亡くなった祖母が言っていたのを覚えているが、私が生まれる前には、もう6軒の家があったそうだ。現在、15軒なり。
こうしてみると、確かに減っているということにはなるが、100年からのスパンです。田舎に住みたいという若者が現れているのも事実でしょうが、どっぷりと田舎暮らしということでもない様に思う。時には都会に遊びに行ったり、ふらりと旅行に出たり、生活を楽しむということみたいだ。言うなれば、多様な価値観かな。
海士町の例は何度も触れているが、産業興しというか、働けるところを作ることみたいだ。活かせるものは何でも生かすが今のキャッチフレーズみたいだ。働ける場の提供こそが政治に求められているのではないだろうか。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |