議員全員協議会

[ 2009年6月2日(火) ]

今日は午前10時から「議員全員協議会」が開催されました。協議会とついていますが、説明を聞く会と言った方がいいのではないかと思います。特に今回は、議長が「簡潔な説明をお願いします」を連発しましたので、本当に説明会でした。

隣の新人さんが、「林さん、こんなもんね」と聞いてくるので、「質問したところで何も変わらん」と言ってあげました。今日のメインは、東城の例のゴルフ場の固定資産税の滞納(4億数千万円)を不納欠損処分するというものでしたね。前のブログにも書いていますが、敵が一枚も二枚も上手で、1円も取れなかったということです。今年の決算審査で、処理済の案件です。

保育料の滞納も180万円あまりを不納欠損処理しましたが、徴収しようにも財産がない人や、行方不明者や死亡という人など4名。公共下水道の分担金や受益者負担、使用料などがおよそ390万円を不納欠損処理しました。こちらも、死亡や生活苦、行方不明という理由となっています。徴収の努力では及ばない現実を感じます。

それとマスコミの注目は、高野にある宿泊研修施設「ふるさと村高暮」建物明渡訴訟にかかる和解についてですかね。他県から移り住んで来た人(管理人)と高暮自治振興区の関係が悪化して、建物の所有者である庄原市が明け渡しを求めて提訴していたのです。つまり、事情はあったのでしょうが、管理人が建物を不法占拠していたのです。まあ、詳しくは明日の新聞で。

その他ありましたが、協議したことはなし。こうして「議員全員説明を聞く会」はお見事に午前中で終わりました。そして、昼食後、「消防議員」さんが集まって会議というか、これも説明を受けました。三次市と庄原市の議員さんで構成されている「消防議会」の議長選問題みたいです。議員も9名と7名で、三次市が断然優位みたいです。ここも理解を超えている議会みたいです。