― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2016年5月6日(金) ]
今朝の中国新聞に、庄原市のどぶろく特区のことが記事になっていました。山本記者も書いていましたが、「むつかしい」というのが私の印象でもあります。昨年訪れたドイツ南部の農家では、リキュール類を自家製で作っていましたが・・・・
ドイツの例は、ドイツだからと言われればそうなんですが、その農家では天然酵母パンも焼いていましたが、日本の食品衛生云々からすると✖だと思います。ドイツでは各町村にビールやワインの醸造所が必ず数カ所あり、地元のレストランで飲むことができます。バイエルン州に至っては、ビールは食物というカテゴリーですからお昼から大丈夫となっています。
どぶろくは昔は広く県北部一帯で造られていましたが、酒税法で厳しく取り締まられる様になり、姿を消していったのです。我が家でも私が子供のころは祖母がどぶろくを造っていた記憶があります。どこどこのどぶろくが美味いらしいと聞けば、飲んでみたいのが人情。40年くらい前は結構手に入っていましたが、今ではそれこそ、「まぼろし」です。
三次の青河地区では住民が設立した会社が古民家を改築して農家レストランにし、どぶろくを提供する取り組みに対して市が補助するそうですが、どぶろくが1銘柄というのが残念だと思います。各地のどぶろくが飲める農家レストランとなれば、私みたいな呑兵衛は間違いなく出かけていきます。なんでもそうですが、競ってこそ、おいしいものが出来上がります。
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