木質バイオマス発電設備

[ 2015年11月14日(土) ]

昨日は同僚議員の八谷さんが会長を務めている林業懇話会?という林家の人たちの勉強会で、廿日市市でウッドワンが稼働させた木質バイオマス発電設備を視察に行かせていただきました。発電出力は、5,800KWです。

これまでウッドワンでは、平成元年に1,300KWと4,600KWの発電設備を建設し稼働させていたのだそうですが、4,600KWの発電設備があった場所を夢タウンに売却して、コンパクトな今回の発電設備を工場内に建設したとのことでした。ですから、燃料となるチップ等のストックヤードは非常に狭く、3.5日分しかストックが無いそうです。

場内は撮影禁止でしたので、写真がないのが残念ですが、秋田の能代で見た発電設備とほぼ同じものでした。能代は広大な敷地に木材や産廃が山と積んでありましたが、ウッドワンの担当者も、これからは燃料となる木質バイオマスの備蓄を始めなければならないとおっしゃっていました。以前の4,600KWは、工場からの廃材と産廃だけで稼働していたそうです。

説明がテレコになりましたが、今回の発電設備の燃料の3割は林地残材という設定だそうですが、先ほども書いたように、ストックヤードが非常に狭いので綱渡り納品状態と思えます。山からどうやって材料が出て来るのか、信じれないけど、あまりご存知ありませんでした。最悪は、外国の材料で発電するそうです。だから、港のそばなんです。