田舎議会です

[ 2015年6月12日(金) ]

今日から定例会が始まりましたが、本会議が始まる前に議場で、議長と市長がお互いに「宜しくお願いします」って議員や執行部が揃っている前で握手こそしませんでしたが、にこやかに挨拶を交わしていました。

隣の議員も呆れた様子で、「挨拶しちゃあいけんとは言わないが、場をわきまえるべきだ」と苦言を呈していました。これから一戦交えようという神聖な場において、宜しくお願いしますとはどういう意味を含んでいるのでしょう。議会が始まる前に議員は執行部の席に行き、執行部も議員の席にやってきて雑談する、もう、田舎議会そのものです。

いつからこんな議会に成り下がったのでしょう。本会議後に開催された議会運営委員会も予定の時間をオーバーしたみたいですが、訳の分からないことを複数の委員が発言し、それに対して委員会のあり方を説教した議員がいたそうです。その後に開催された会派代表者会議で我が会派から観光に特化した特別委員会設置の提案を行いましたが、またしても田舎議員の登場。

産業建設常任委員会が所管ということを言ったみたいですが、そんなアホな提案をする訳がないでしょ。提案の文章が理解できないんでしょうね。議会としてのルールはあるけど、言ったが勝ち的なやり方が幅を利かせてきている現状があります。執行者も議員になびく傾向が強くなっている(議会ではない)。市民不在の馴れ合い議会は、執行部の思い通りとなります。