満100歳の旅立ち

[ 2015年6月10日(水) ]

家内の親父(故人)のお兄さんが亡くなれ、今日は葬儀がありました。5月31日に子供たちが集まって100歳の祝いをしたそうですが、その4日後に体調を崩して入院、更に4日後に、「満100歳の旅立ち」となりました。

この伯父さんは私たちの結婚式で長持歌を歌って下さったことを良く覚えています。一生涯、百姓だったそうですが、昨年、家内と偶然に伯父さんを訪ねた時、「家系図を書いておるんじゃ」って言われ、説明してもらったのですが、家系外ですからさっぱり理解できませんでした。「ワシが死んだら分からんようになるけえのう」って。

それにしても、昔の人は賢かったと思います。実学問だったのでしょうが、必要に迫られて色々な知識を身につけていったのでしょう。この伯父さんは頭脳明晰で書も達筆でした。喪主挨拶の中で、青年団団長をしていたとありましたが、人の世話も相当にされていたものと思われます。やる気になれば、何でもできるを実践されてきた人だったのでしょう。

私が100歳まで生きれるかは別として、死ぬまでお役に立つ生き方を貫きたいと思います。今日も多くの皆さんが見送りに来て下さいましたが、人柄が偲ばれます。