― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2007年6月24日(日) ]
今日は敷信自治振興区の先進地視察で、広島市安芸区阿戸町にある「里山あーと村」に行ってきました。阿戸に芸術のアートをかけて「あーと村」と命名されたそうです。
敷信自治振興区の4大プロジェクトの1つ「わんぱく村構想」をスタートするに当たり、お手本となる村があるということで、阿戸町を訪ねた訳です。ここは、およそ10年前から広島市が主導して始まった事業(活動)で、地域住民と市内各地から訪れる参加者、そして行政の3者が一体となって行われています。
「里山あーと村」は、阿戸町にある市有林とふもとにある棚田が舞台となって構成されています。活動は、「この指とまれ」方式で、やりたいことはみんなの話し合いによって次々と事業化していかれるのだそうです。ですから、たった1人の事業部も存在するという、非常にユニークなものもありました。
この「あーと村」を一気に元気にしてくれたのが、2000年からスタートした「ジャズライブ」(年に1回)だそうです。雰囲気は「ときどき写真日記」をご覧頂ければお分かりだと思いますが、なだらかな傾斜を活用した、かんぽの森に似た会場でした。ブルーシートがかかった部分がステージです。
今日は「そばの会」の皆さんが、そば道場で一生懸命にそば打ちをされていました。毎月1回、そば道場がひらかれているそうなのですが、今日が運よくその日だったのです。皆さん、本当に真剣にされておられ、写真を撮っても誰もこちらを向かれないほどでした。沢山のそば打ちの有段者がおられるそうです。(豊平のどんぐり村で段位を取得)
今日の正直な感想は、受け入れる地元の人たちがあってこその事業だということです。10年という時間は生半可ではないこと、それをしようとする自分達がいること、本当にいい勉強をさせてもらいました。今日お世話頂いた皆様、本当にありがとうございました。
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