どうやって活かすか

[ 2014年11月8日(土) ]

千葉県柏市と東京都武蔵野市に「地域包括ケアシステム」の勉強に行ってきましたが、問題は、どうやって庄原市に活かすかということです。本当は、庄原市の職員と一緒に行くべき現場だと会派のメンバーと話したくらい素晴らしい取り組みでした。

今回の会派要望でも「地域包括ケアシステム」に本気で取り組みなさいと注文をつけたところですが、この2市の取り組みと比較すると、未だにスタートラインにも立っていないくらいだと感じました。何が違うかですが、「やる気」としか表現できませんね。住民が不利益を被っていることに何の行動もしないことにも問題があります。

万一、担当者が視察に行ったとすると、「よし、私のまちでもやってみよう」と言うか、「違い過ぎてダメです」というかは分かりませんが、何度も書いているように、「取り敢えず真似る」ことから始めることを進言します。そのためには、勉強に行くことが大前提です。ネットで調べたとか、本を読んだとかではなく、答えは現場にありです!

ここで詳しい視察内容を書くことはしませんが、「もう、先延ばしでは解決しない」ということを自覚すべきです。この2市は来年度からの介護保険の改定に標準を合わせて動いています。厚労省ではこの2市をモデルとして見ている節も感じました。武蔵野市の前市長の土屋さんのお話を議員になってすぐ、鳥取の自立塾で聞かせていただきましたが、今では国会議員として活躍中です。