チップ発電に光明が

[ 2014年10月31日(金) ]

11月末に秋田県仙北市にあるチップ発電所の視察に行くことは既にブログに書いたところですが、まだ見たことのない施設なんですが、私たちが目指している発電所のイメージにぴったりではないかと感じています。

発電規模が300KW、24時間稼働、排熱利用によるお湯は隣の温泉と老人保健施設に供給となっています。しかし、平成22年から稼働してはいるのですが、まともに動いたことがないというトラブル続きみたいです。現在は、乾燥施設部分が火事になり稼働を停止しています。検証委員会を立ち上げて検証中とのこと。

正直な話、我々が失敗するであろうと予想されることを先に実践されている訳ですから、言うなれば先生です。これは決して冗談ではなく、相当なショートカットになります。我々が目指すのは、500KWから1000KWのチップ発電所ですが、全国の発電所を探しても理想形はなかなか見つからなかったのです。

そして、建設の目的が、1.森林産業振興の起爆剤 2.エネルギーの安定確保 3.地球環境問題の改善の3点で、全く同感です。この発電所を積極的に進めてこられた門脇市長に是非ともお会いして、「熱い思い」を聞いてみたいと考えています。それにしても、仙北市の担当者の対応は迅速です(ヨイショ)。