今日は山の勉強会

[ 2014年9月29日(月) ]

普段は、「文策さん」って先輩をファーストネームで呼んでいる私ですが、今日は、「八谷文策さん」って呼ばなければならないと感じました。あくまで、今日はなんですが、山に関する博識に驚きました。

実は彼は、東京農大の林課を卒業しています。ですから、色々な植物や木に関する知識は相当にあることは知っていましたが、今日は西城の天樋というところの伐採現場に行き彼の現場での樹木に関する解説に、「尊敬します」って言ってしまいました。「この土地は広葉樹には適しているが針葉樹には不向きです」と言われたのです。

火山灰のクロフクが地表数十センチしかない場所を示して、その理由を教えてくれました。要は、栄養がない土地だということです。その山は植林して50年から経っているのですが、間伐も手遅れでこれからどれほど成長が期待できるかは未知数です。取り敢えず植林したけれどという典型例だと思います。

縦列間伐の現場だったのですが、木の太さには関係なく縦に間伐することをそう呼びます。広島県ではこのやり方が主流とのことでしたが、この前視察に行った日吉町森林組合の方法は違っていました。日吉では、木の太さを見ながら間伐していました。恐らく選木が必要ないので、縦に切れ目を入れるのかなと私は思いました。

これからも山に積極的に入って、宝の山にしていきたいと思います。