― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2014年8月28日(木) ]
今日は人口減少社会を実感する内容の会話があった。所謂、昔話をある人としたのですが、「あの家はどうなった」、「あそこには誰々がいたが、どうしている」って聞かれたる度に、「空き家になった」、「亡くなった」って会話が続きませんでした。
どうも話していて地域格差があることも分かりました。地域格差とは、人口減少の速度が速いか緩やかか、遅いかという感じです。端的な話をすると、良い学校を出て、良い会社に勤め、都市部に家を求めた後継者と思しき人々は殆どが、親の暮らす田舎には帰って来なかったということです。極端と書きましたが、これが結構多い事例です。
全国知事会が安倍首相に、「人口減少社会に歯止めをかけろ」って要望書を手渡していましたが、これって変ですよね。もう10年くらい前から減少社会に突入していながら、何を今更と思います。海外から労働者を入れなかったら日本の産業などが維持できないから、さあ大変が本音じゃないですか。急場しのぎの高齢者活用では先が見えていますからね。
ドイツの外国人比率は徐々に上昇してきて2割を超えたのではないかな。この国も少子化に歯止めがかからないみたいです。日本国は、子供を増やすことを本気で考えているのか、子育て支援の充実で十分と考えているのかが、問われているのです。子どもが増えている地域はどうして増えているのか、地域性だけで片付けても良いのでしょうか。
選挙が近づくと福祉政策がドンドン出てきます。日本の福祉は選挙が決めると言われていますが、それそろ卒業しましょう。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |