ハードな視察でした

[ 2014年7月26日(土) ]

自分で企画しておきながら、少々、ハードでした。移動がハードなことは最初から分かっていたのですが、視察内容もハードに設定されていました。先ず綾部市の古屋地区にお邪魔したのですが、革靴でいきなり山を登って水源まで行きました。

古屋地区は、5世帯6人が暮らす日本一小さな集落です。6人とは、平均年齢が限りなく90に近い女性5名と60代の男性1名です。村有林にある栃の木から取れる栃の実を使って栃もちを作ったり栃の実せんべいを作ったりして視察に訪れた人たちに販売されています。年間3000人からの視察が全国からあるそうです。

限界集落どころの話ではありませんが、もう一度ふるさとの良さを見つめ直し、住民たちが誇りを持って取り組める活動を主体的に行い、活性化を図っておられます。驚きは、彼女たちの移動の手段はバイクなんです。90歳で新車のバイクを買うって凄いよね。ちなみに、公共交通はゼロだそうです。

水源の里については視察報告書を書き、資料室にアップしますので、ご覧いただきたいと思います。(少しお待ちください)

そして昨日は、日吉町森林組合にお邪魔したのですが、ここはもっと凄かった。約束していた時間は午前10時からだったのですが、電車の都合で9時過ぎには事務所に着いてしまいました。そこで急遽、担当の方が来られて研修が始まったのですが、座学もそこそこに山の現場に移動しました。そこで目にした光景に、開いた口が塞がらない状態となりました。

日本の林業が儲からないという色々な言い訳は、「ウソ」だと確信しました。これも報告書にしてアップしますが、日吉町森林組合の湯浅専務とご縁をいただいたことでチップ発電構想が大きく前進することになりました。やはり人脈ですね。

二日間で、買って間のない皮靴が、作業靴になってしまいました。