議員

[ 2013年12月27日(金) ]

今年の庄原市議会議員選挙から、これまでの議員定数25名が20名になり、常任委員会の構成員が8名から6名になりました。議会改革特別委員会での議論では、常任委員会の構成員は7±1が理想とする数だなんてやりましたが、8名よりは6名の方が議論の内容が濃くなったと思います。

私は自分が所属している教育民生常任委員会しか分かりませんが、「誰かが発言するだろう」と思っていると大間違いです。委員長と副委員長を除くと4名ですから、絶えず真剣勝負です。これまでがええ加減だったとは言いませんが、発言に対する責任は確実に重くなりました。しかし、我々が議論して出した結論に拘束力があるかと言えば、そうでもなく、委員会の意見が行政に反映される仕組みにしないと駄目です。

結局は、執行権は理事者側がが持っている訳で、私たちの意見は参考意見程度というのが現実です。議会改革として通年議会という話しが出てきていますが、今は1議員は1常任委員会だけの所属となっていますが、通年にすれば、複数の委員会に所属できる様になります。その際、構成員は8名でも6名でも構いませんが、議員の仕事は確実に増えます。だから、通年議会は嫌だという議員が多いのも事実です。

議員は行政職員と打打発止の議論を行なうべきです。そのためには、やはり、一にも二にも勉強の毎日しかありません。それなりの勉強を積んで地方議員になる人は稀であり、議員定数云々という前に、議員の資質を磨き、議員としての力量を高めるべきです。私はそんな議員が増える努力をしているつもりです。議会から庄原市を元気にするという私の願いを実現したい!