議会報告会について

[ 2013年7月31日(水) ]

市内21か所で行われた議会報告会ですが、年々参加者は減り、今年は328人でした。昨年が369人で、初年度の一昨年(会場数22)が488人でした。広報の問題も当然あるでしょうが、興味がないから来られないというのが一番の理由ではないかと私は思います。

今日の議会運営委員会で、アンケートの集約について若干の議論がありましたが、アンケートに議員の実名が記載されているものを〇〇と表記するか否かと。私は実名で問題ないと発言したのですが、議員個人を標的にした様な攻撃的アンケートが出てくる危険性があるから実名はいけないという私には理解できない理由から〇〇とするということで決着しました。

報告会の資料が少ないとかいう感想もありましたが、多ければ多い、少なければ少ない、棒読みしたら棒読みと、決定打はないのが実情です。議会は議論の府ですから、話して納得してもらうのが議員の力量です。国政の報告会でも県政の報告会でも、資料はありません。議会として一定の内容の報告をするという前提がありながら、議員の説明する力量に差があり過ぎることが問題なのです。

「こんな報告会なら止めろ」というご意見もありましたが、そう書いた人は二度と来られないでしょう。「議会のことが良く分かって良かった」という方にとっては、来てよかったはずです。来年の報告会に向けてか、今年もう一回するのかも含めて、これから議会として総括していきます。しかし、出来るなら多くの市民の参加を頂き、議会報告会を開きたいものです。活きた税金とするためにも。