道のり険し、議会改革

[ 2008年8月8日(金) ]

今日は午前10時から「議会運営委員会」が開催されました。9月議会の日程などが主が議題でしたが、一般質問のやりかたについて、マタマタマタマタマタマタ、検討しました。検討と言うよりは、意見発表会的なもので、結局はこれまでと同じで落ち着くわけです。

議会運営委員会の行政視察(案)が出されました。兵庫県宝塚市議会と京都府宇治市議会を視察すればというものです。内容は、議会改革についてとなっています。勉強ばかりしてもその成果が一向に出ていないのではというのが私の感じるところです。今日の一問一答についての議論にしても、「やるか、やらないか」だけの問題ですよ、私に言わせれば。一般質問をまるでしない人には、全然関係ない議論でもあります。

私も黙って聞いていたのですが、少し頭にきたので意見を言わせていただきました。「今回の9月議会の一般質問が終わったら、33人でそれぞれの一般質問について質問内容や、答弁内容、あるいは、論点等はどうであったとかいう議論をしましょう」と提案しました。そのことによって、議員の資質向上も期待できるし、理事者側の意識も変わってくるし、何のために一般質問をするのかが、明確になってくると申し上げました。

「議会は議論の府であって」などと、カッコええことを言ってみても、議論もしない人が言ってもみても、戯言ですよ。何も言わず、ただ黙っていることが賢明な議員の姿と思っている議員が多いのではないでしょうか。言ってみたところで何も変わらない、言って失敗するよりは、黙っている方が得策と。これでは、議会は変わりません。議会が変わらないと、執行者側の考え方も変わりません。

自分たちはどうして議員になったのか、誰に選ばれて議員になったのか、どこを向いて仕事をするのか。忘れてしまったのでしょうか。暮らしやすい庄原を作り出していくのが、議会と執行者の仕事です。分かっているなら議論しましょう。毎日出勤でもやりましょう。そうすれば閉会中の継続審査云々ということもなくなります。アマチュアではなく、プロですから、我々は。