北海道、下川町

[ 2013年6月22日(土) ]

ニュースステーションで、北海道の下川町の取り組みを紹介していました。ご覧になった方もあろうかと思いますが、IターンやUターンが順番待ち状態とテレビの番組欄に書かれていましたが、本当にそんな状況の様です。

この町は財政再建団体にもなったことがある、1度は潰れた町だったのです。コツコツと借金を返していき、その上、国有林を町で買い取るまでになりました。その戦略とは、町にあるものを活かすということです。それは、森林資源です。詳しいことは下川町のHPをご覧いただければと思いますが、徹底的なところが庄原市とは根本的に違うところです。

北海道ですから木の成長を60年と計算されていましたが、本市であれば広葉樹の場合、30年から40年で伐期を迎えますから高回転することが可能となります。何かと言うと、下川町は、5000kwのチップ発電所を作ろうとしているのです。私が提案している1000kwの5倍ほどのもので、毎月5000万円の売電が見込めます。原材料は町有林にある訳ですから、町民の財産でお金を稼ぎ出すことになります。

私が理想とする町が北海道にありました。来月3日に神石高原町でチップ発電等に関する講演会が開催されますが、恐らく下川の事例も紹介されるものと思います。一緒にテレビを見ていた家内に、「夢物語ばかり言ってもダメと言われたけど、この番組を見たら、林の言うことはホンマなんじゃって思うだろうね」って言っていました。

仲間を誘って、下川町に行ってみようと考えています。ご一緒したい人は連絡下さい。