― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2013年5月12日(日) ]
今日の読売新聞の「よみうり寸評」欄に、麻生副総裁のアイデアとして「年に一度も病院に行かなかった高齢者に10万円あげる」というのが載っていました。更に、作家で医師の日坂部羊さんが病院に一定期間かからなければ、運転免許証のように「ゴールド保険証」を出し、保険料を安くすればという記事も紹介されていました。
1人が生涯に使う医療費は平均2400万円という記述に、「えっ、そんなに」と感じましたが、自分に当てはめて電卓を叩いてみたら納得しました。若い時はそれほど医療費を支払っているとは感じませんでしたが、一昨日の日赤の領収証をみると、再診料700、医学管理等130、投薬14030、検査4960の合計19820円。その3割5950円を支払いました。
元気で病院に1回もかからない人だっています。しかし、病弱な人は医者にかからない訳にはいきません。そこで、国民皆保険制度を守るために我々はどうすれば良いのか?冒頭に示したアイデアも検討すべきだと私は考えます。介護保険制度もそうですが、利用する人と全く利用しない人が存在しています。そうした中で、要介護だけを市町村に運営させる案がでているとは・・・
昨日の庄原日赤でお会いした知り合い3人は、3人とも親を車椅子に載せて移動されていました。聞けば、車椅子が不足しているとのこと。私の母も姉が車椅子を押して移動しているのだそうです。全員90歳を超えていますが、病気で医者にかかっていると本人たちは思っていないのでは。多分、長生きしたいと思っているのだと思います。これも至極当たり前です。
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