やっぱり日米同盟

[ 2012年12月18日(火) ]

日本の独立性を目指した鳩山内閣だったが、東日本大震災もあったりして菅さんが迷走して、野田さんでやっとまともな首相と思っていたが、気がつけば国はズタズタ状態になってしまっていました。そこで再登板の安倍さんがお願いする先はアメリカ合衆国しかありません。

アメリカも中国には手を焼いている訳ですから、同盟国の日本が頭を下げてやってくれば、「仲良くやりましょう」となる訳です。経済が失速気味の中国も、日本がアメリカと仲良くなることは嬉しくないことであり、折角、揺さぶり続けた野田政権が退場とは残念至極でしょう。一気に憲法9条に飛んでいくのかどうかは定かではありませんが、戦争内閣にはなってもらっては困ります。

TPP交渉を経団連は、「早くしろ」と今日も注文をつけていましたが、安倍さんも一気に前向き発言に変身です。しかし、このTPP問題は諸悪の根源なんでしょうか。アメリカだけに都合の良いものなのでしょうか。悪い悪いという風評だけが先行して、デメリットばかりの条約なんでしょうか。中国包囲網の構築上、これ以上中国の海外進出を阻止するためにもという論法もあります。

日本とアメリカが手を結んで中国に対抗するという構図でもないでしょうが、2030年くらいまでは今の関係が続くと予想されています。その時には、中国が世界のNO1になっているそうですけど、軍事力で何とかバランスがキープということのようです。じゃあ、このまま日本はアメリカの属国と化して延命するしかないのでしょうか。