― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2012年12月14日(金) ]
昨日も書いた、東城にある三楽荘の設置管理条例の採決が本日の議会で行われました。私の傍聴の呼びかけに、友人が来てくれていましたので、反対討論にも熱が入ったお蔭かどうか、反対14名で3度目の否決となりました(賛成8名)。
それぞれの議員の考えですから、賛成される方があっても何ら問題はありませんが、心から賛同して賛成ということだったのかと聞いてみたい気持ちは今もあります。「あれほど市長がいうのだから、通してやろう」ということでの賛成だとしたら、議員失格です。厳しい言い方かも知れませんが、そんな議員は住民の代表とは到底思えません。
私を含めて3名の議員が反対討論を行いましたが、賛成討論も3名の議員が行いました。黙って聞いていた議員もそうですが、ひな壇に座っていた職員はどう感じたことでしょう。心ある職員であれば、「優先順位が違います」と具申したいのではないでしょうか。健全な会社組織であれば、クーデターが起きてトップが交代する場面だと私は思います。
では、議会の存在価値はと問われたら、このままではダメですよと否決してみせてあげたのです。3度も提案するのだから、何とか可決できるだろうという安易な考え方に、議会の持つ本来の力をみせてあげたのです。これは余談ですが、いつも執行者の提案に協力している議員が、「何でうちの地域課題は置き去りなんだ」とつぶやいていましが、議会の力となっていないからです。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |