やはり広い意味、携帯電話

[ 2012年12月3日(月) ]

私が問題提議した行政防災無線設置と光通信問題ですが、多くのコメントいただき、感謝いたします。現代社会における通信手段というか、情報を得る方法は、急速に携帯電話、それもスマートフォンであったりタブレットであったりするように感じますが、皆さんはどう思われますか。

ここまで携帯電話が進化してくるとは想像もしていませんでしたが、スマートフォンとタブレットの融合が進めば、PCのでる幕がなくなるのではとないでしょうか。そういう時代に、行政防災無線の端末機を一般家庭に設置する計画を立てること自体に驚いた訳ですが、「いつ災害がやってくるか分からない」という、起きた後の具体的行動計画のない役所が使う言葉は全く信用できません。

一般のテレビにも緊急告知として災害情報は流されます。問題は、何度も書きますが、起きた後なんですね。仮に我家の場合を想定すると、私と家内が夜に市内某所で忘年会をしていたら、直下型地震が庄原市内全域を襲ったとします。あらゆる想定が可能ですが、恐らく、生きていたら直ぐに電話をかけると思います。当然、携帯電話にかけます。

さて、ここまで書きながら、どこまで行政防災無線は役に立たなければならないのでしょうか。そのためだけに必要という装置に、どうして執着するのか理解できません。私は、携帯電話でええと思いますよ。本当に一人暮らしのお年寄りや障害者は行政が責任を持てますか。そうじゃなく、みんなで支えあわないと生きてはいけないでしょ。

東日本大震災の教訓を活かした防災計画とすべきであり、機器だけが先走ることは慎むべきです。