― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2012年10月22日(月) ]
郷土愛という言葉に何を感じますか。故郷(ふるさと)とは少し違うように思いますが、皆さんはどう思われますか。郷土愛とは、その地域に
住んでいる人がその地域を愛する気持ちが、郷土愛ではないでしょうか。これはあくまでも私の勝手な解釈ですが・・・・
実は、昨日の「ふれあい東城まつり」にお邪魔してみて、故郷と郷土は、似て異なものと感じた次第です。東城を長年離れている人にとっては、東城は「故郷」です。何かあると故郷を思い出すことで心が癒されるという人たちが多くいらっしゃいます。しかし、東城しか知らない人には、故郷ではありますが、郷土意識の方が強く、何か競争している感じを受けます。
何も東城だけが特別と言うことで書いているのではありませんので、誤解の無きようにお願いします。非常な広域で合併してみて地域特性を無視して物事を進めることが非常な困難を伴うことが徐々に理解できるようになってきました。その根底にあるのが、郷土愛ではないのかなと思えます。しかし、年齢が下がるほどに郷土愛も薄まってきて、故郷志向で傍観者になってるとも感じます。
広域合併の弊害は多く指摘されていますが、地域特性が徐々になくなることもあるのではないでしょうか。金太郎飴である必要はないと思います。行政の都合で合併を繰り返してきた過去の経緯も検証する必要があります。そして、地域に根差した自治の実践こそが、これからの人口減少社会に立ち向かう答えではないでしょうか。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |