― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2012年7月25日(水) ]
昨日から今日にかけて、どこのテレビ局も「イチローがヤンキースに電撃トレード」と報じています。イチロー自身からの申し出とのことですが、自らいばらの道を選択するとは、彼の魂を揺り動かす何かがあったのでしょうね。
誰もが耳を疑ったことだろうと思います。今日のお昼のNHKニュースで、シアトルの市民にインタビューしていましたが、全員がイチローに対して感謝しているという趣旨の発言をしていました。マリナーズを去るということは寂しいけど、イチローのやりたいことには反対しないから、ヤンキースで頑張ってくれというメッセージも多く聞かれました。
イチローのお父さんも、「驚いている」とコメントしていましたから、奥さんと二人だけで決めたのではないでしょうか。38歳という年齢は峠を越えたとみるのが正解だろうと思いますが、このままでは終われないという気持ちも強いのでしょう。今日の打順は8番でセンターでしたが、ヤンキースの中での順位も8位ではないかと解説が言っていました。そう、後がない訳です。
流石にイチローだなと思わされたのは、お金に関する報道が一切ないことです。日本球界だったら、裏金が動いたのかとか、裏で誰かがしかけたのかと賑やかなことでしょうが、記者会見から3時間後にはマリナーズと対戦するわけですから、正にスーパースターですし、本気でマリナーズの若手に奮起して欲しいと思っての行動であると判断します。
ある評論家が、野球人生の最後は強いチームでやりたかったのだろうと言っていましたが、普通の野球選手なら、そんな大きな賭けにはでないと思います。流石は、イチロー・スズキと言いたいね!
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