― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2012年6月16日(土) ]
大雨が降らないから良いような悪いような梅雨ですが、九州南部では大雨が降っています。中国地方は例年に比べて降雨量が少なく、夏場の水不足が心配されていますが、雨は降って欲しいけど大雨は嫌だし、少し複雑な心境です。
今は市水道が来ていますから、水の心配はしなくてよくなりましたが、それまでは渇水期になると大変でした。特に地下水(井戸水)に頼っているわけですから、冬場の雪が少ない年や、空梅雨の時などには、農業用水も含めて水で頭を悩ませていました。水は作り出すことができませんので、ダム等で調整しなければなりませんが、莫大な費用がかかります。
九州南部では、降った雨が上手く流れなくて市街地が水浸しになっています。これまでの排水路では対応できないほどの水量が一気に流れているということがいえます。私の近所の排水路でも、オーバーフローして田圃に流れ込むということが時としてあります。こういうことが常態化していることを考えると、排水路の規格を変更すべきではないでしょうか。
山が荒廃して保水力が無くなっていることも原因のひとつですし、田圃が荒れてダムとしての機能を果たさなくなっていることも大きな要因です。皆さんも気を付けて川を見て欲しいのですが、自分たちの周りでは大雨が降らないのに、知らないうちに川が増水しているということがありますよね。やはり、亜熱帯気候になってきているのではないでしょうか。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |