― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2012年2月25日(土) ]
昨日は、ダスキンの政策勉強会が広島市内でありました。多くの内容でしたが、「スピードある対応」とか、「スピード感をもって」とか、やたらとスピードが強調されていました。
ダスキンを始めて26年目を迎えていますが、知らない間にスピードが遅くなってしまったのかと考えたら、組織の動きが悪くなったのだと理解しました。創業者の鈴木清一は、「当番さん」ということで、人事を行っていました。
「当番さん」ですから、働きさん(労働者)が順番に役についていたのです。ですから、出世するという感覚はなかったと思います。私がダスキンを始めた時には、間違いなく、社長であっても、「当番ですから」と言っていました。
ダスキンに学歴はいりません。学閥もありません。しかし、創業者が考えて実行していたことが、段々と消えていってしまっています。世の中が変化するのですから、それに合わせて変ることも必要だとは考えますが、納得できないところもあります。
世の中に一つくらい不思議な会社があってもいいと私は思っています。祈りの経営ダスキン。拝み合いの会社、ダスキン。
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