― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年11月11日(金) ]
昨日は、神石高原町で集落支援員さんと地域おこし協力隊の方々を対象とした講演を私が行いました。軽い気持ちで引き受けたのですが、勉強すればするほど抱える地域課題が深刻であり、力不足を感じながら話させていただきました。
限界集落どころか、消滅に向かっているといえば怒られるかも知れませんが、状況はそれほど危機的です。本当に私が想像していた以上に孤立化していっています。しかし、そこに住む人たちにとっては、我がふるさとであり、生活の場であるのです。当たり前のことであり、別に考えることもないことなのかも知れません。
私は意識改革を求めた話をしたつもりですが、「変わったことばかり言うちゃったよのう」と思われたのではないでしょうか。自分らで何でも考えて行動しろ的なこともいっぱい言いましたが、どう感じられたでしょう。「自治振興によるまちづくり」がテーマだったのですが、全く勝手なお節介なお話しばかりだったと反省しています。
しかし、昨夜は悩みました。家内に、「勝手なことばかり話してしまった。迷惑なことだったかも知れない」と言うと、「それほど気にしとってんないわよ」と言ってくれたのですが、苦い思い出になったことは事実です。しかし、こんなチャンスを与えていただいたお陰で、限界集落は限界ではないという思いが一層強くなりました。
かつては、故永山先生の選挙地盤だったので、敷信とか板橋と言うと、「懐かしい」と多くの皆さんが言ってくださいました。ひょっとしたら、政治の空白地帯が生み出した政治課題であるのかも知れないと書きながら感じています。
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