地域おこし協力隊

[ 2011年10月26日(水) ]

昨夜は敷信自治振興区で、「地域おこし協力隊」に関する勉強会がありました。振興区内の各自治会長さんや各部の部長さん、副部長さん対象のものだったのですが、私は顧問として参加させてもらいました。

講師は島根県山中間地域研究センター主任研究員の藤山浩さんだったのですが、皆さん初めて聞く内容ですので、真剣に聞いておられました。ですから、質疑応答も活発になされ、藤山さんも感心されていました。そして、壁面に掲示されている各自治会の取組をご覧になって、「絶対に成功させてくださいよ」っておっしゃいました。

敷信自治振興区には11の自治会があります。敷信は庄原市の先端を走っている振興区と良く言われますが、人口が増えている自治会もあれば、集落の維持が難しくなっている自治会もあります。そんな限界集落の自治会長から、地域おこし協力隊に期待する声が上がったのは当然と言えば当然です。が、これからが問題です。

全国から隊員を募集することから始めます。地域の要望に沿った隊員でなければならないし、隊員の希望もあります。一種のお見合いからスタートです。そして地域に嫁いだならば、優しかったり怖かったりする姑的後見人が登場します。それは、最長3年経ったら自立しなけばならないからです。夢は、3年後、敷信の住民となることです。

3年間は国の仕送りで勉強しながら働くことができる、一種の期限付き奨学生といえます。ですから、お互いが本気で取り組まなければ悲惨な結末を迎えることだってあります。世の中そんなに甘くないということを自覚して、始めましょうね!