餅は餅屋

[ 2011年10月12日(水) ]

企業活動では、得意とする分野を伸ばすことが先ず、一番です。不得意な分野は努力しても中々、得意とはなり得ません。庄原市にあっても、得意分野はあります。どうも、その得意分野を私たちは見過ごしているのではないでしょうか。

庄原市の得意分野は、何といっても農業でしょう。しかし、「農業の何が」と聞かれれば、「米」とは答えられますが、その次が出てきません。広島菜、ネギ、アスパラガスなどを思い浮かべますが、どの程度の生産量かは知りません。高野の大根やリンゴもあるじゃないかと書きながら思い出しています。

これじゃあ、餅は餅屋にはなりません。仁多米はどうしてブランドになりえたのか、ご存知ですか。それは努力です。ありとあらゆることを考えて実行したのです。町も農協も農家も全員で頑張ったのです。そして、由緒正しきお米に仕立てたのです。一つ加えるならば、上手な宣伝活動もあります。

私は牛乳も大好きで良く飲みますが、木次乳業のパスチャライズ牛乳の味は最高ですが、お値段も別格です。そこにあるのは、こだわりです。誰が何と言おうと、牛飼いのスタイルを変えないガンコさがあります。ブランドとは一種のガンコさでもあると思います。だって、こうやって宣伝されるからね。

高野には道の駅ができますが、高野でしか買えない商品を作って欲しいな。奥出雲町の玉峰山荘でしか、椎茸醤油は買えません。一種の遊び心かも知れませんけど、夢があるじゃないですか。高野の「餅は餅屋」に期待しています!どぶろくがええのう!!