― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2008年2月2日(土) ]
午後4時30分過ぎです。雪が勢い良く降り始めました。暖かいとか、春だとか、異常気象とか言っていたら、またしても雪です。それも段々と冷えてきています。
いかにも雪が積もるような書き出しですが、恐らく積もらないと思います。今年もスキー場は閑古鳥だったようです。スキー人口が減ってきたのは何故かという私の、勝手解釈を書かせてもらいます。それは、リフト料金があまりにも高かったというのが一番の理由ではないでしょうか。雪の降るシーズンだけで利益を確保するということは一種、無謀といえます。設備投資の割には営業日数が少なすぎます。
海水浴場の海の家は山に比べて投資額が非常に少ないと思われませんか。まさにバラック状態ですし、いつでも撤去できます。それに比べて山はどうでしょうか?雪の重みがありますから、頑丈な建築が要求されますし、暖房の費用もばかになりません。リフトの建築費と維持費こそ莫大な金額になります。それらを全てお客様に転嫁して、かつ、利益を出そうというのですから無理な話です。それに拍車をかけたのがオーバーストアー状態のスキー場の数です。
もう1つの大きな要因は、寒い遊びは敬遠されているということです。わざわざお金を使って寒いところに出かけるよりも、暖かいシネコンで映画でも見たほうが、よっぽと安く楽しめるとなるわけですね。更に考えられる理由は、子供の成長により、板もウエアーも何度も買い換える必要があります。お父さんがゴルフに行くよりも高くつき、率先して、寒いところに行くのは止しましょうとお母さんが言うのです。
では、これからのスキー場はどうなるのかですが、一言で言うと、環境や設備、料金などの全てが他よりも良い所が生き残ります。誰をターゲットにするかも重要です。これからは、韓国人や中国人の観光客がグッドですね。
« 前の記事 | | | 次の記事 » |