議会改革特別委員会

[ 2011年8月2日(火) ]

今回で4回目の特別委員会ですが、本日からやっと議員定数問題の入口に立つことができました。過去3回は、最初の1回目は委員長と副委員長の互選だけでしたので実質は2回でしたが、腹の探りあいに終わった委員会でした。

今日は、社民の福山議員が議論をリードしてスタートしました。3常任委員会制をとっている庄原市議会は、1常任委員会の最低数を8とすべきで(彼の考察をPDFで資料室に載せています)、8名×3委員会=24(最低数)という持論を展開されました。このことに対し、野崎議員より、合併前の庄原市は3常任委員会を18名の議員で行なっていたし、福山さんも議員であったではないかと指摘がありました。

更に、議員定数を減らそうという議論をしないなら、議員報酬も政務調査についても議論するつもりはないと彼は発言しました。何となく、もやもやが晴れたような発言であったと私は思います。先ずは、「するかしないか」をハッキリしろと迫られたわけです。私は今回ほど、委員長であることが恨めしく思えたことはありません。つまり、自由に発言ができないからです。(といいながら、委員長交代で2度ほど発言しましたけど・・・)

議員定数問題や報酬問題に関する各種データは事務局が準備して、精査してくるようにと伝えてありましたので、データに基づく根拠を述べて自分の考える定数案を述べていただきました。中には、明言を避ける議員さんもおられましたが、18名から25名という意見を頂きました。これはあくまでも、個々人の意見であり、何ら統一したものではありません。

次回は、8月17日午前10時より開催しますが、各種データに基づくより踏み込んだ数値をお示しして、議論を深めていきたいと考えます。議論の到達点は、多様な意見を戦わせた中から産み出されると信じています。