地方自治経営学会研究大会 Part 1

[ 2011年5月14日(土) ]

ブログ更新をしなかった3日間でしたが、ご想像通り、講義が終わると飲んで寝ていました。朝から晩まで座りっぱなしで講義を受けるというのは、相当に体力も気力もいるものです。ですから、回復するには油が要るのです(屁理屈)。

第1日目は片山善博(地方自治経営学会会長)さんの挨拶から始まりました。流石に現役の総務大臣ですから、SPが2名ついていました。しかし、語り口はいつもの片山節で、大臣になっても何ら変わるものではありませんでした。しかし、東日本大震災で大変な時期であり、挨拶が終わると直ぐに国会に帰って行かれました。

今回の研究大会は、東日本大震災を抜きには成立しないという雰囲気がありました。自治の根幹を大きく揺るがす大震災が起きたわけですから、メインテーマであっても不思議ではありません。被災した国会議員や職員を派遣した京都府知事、総務大臣政務官などが本音で大震災を語るわけですから、凄い迫力がありました。

勿論、被災した自治体の首長も来られていました。報道されていない事実も聞かせていただきました。未だに見つかっていない町村があるという話しには愕然としました。そして、皆さんが口をそろえておっしゃったことで、笑えない事実が明らかになりました。一番仕事が出来なかったのは、国からの派遣職員だった。その次が県だったと。

やはり基礎自治体である市町の派遣職員が一番頼りになったとおっしゃっていましたし、これからも引き続き派遣をお願いしたいと言われていました。更に驚いた事実も暴露されましたので、Part 2 で明らかにしていきます。