― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年2月10日(木) ]
本日開催された「調査特別委員会」で、委員会の限界を感じました。やはり、100条委員会に移行する時期かなと複数の議員から声が出ていました。それにしても、腹立たしかった今日の委員会でした。
会の冒頭に、高橋副市長より2月2日の関係者による協議の内容が報告されましたが、新聞に載ったものよりも格段に内容の無いものでした。国土交通省から来ている副市長ですが、「お前一人、泥を被れ」と言われているのかどうか知りませんが、自分が係ったこともない事業について一手に答弁を引き受けています。
そして、その答弁が壊れたテープレコーダーなんですね。これが役人かと感心するほど、正に役人の鑑といえます。市長は失言が心配なのか、なるべく答弁しないでおこうという感じを受けました。国光副市長は、冷静でいようと努めているという風にも見えました。つまり、三者三様の発言が聞けたのではないでしょうか。
で、結論とすれば、「ジュオンが出さないんです」という市長答弁からも分かるように、信頼関係がまるで感じられない共同事業であったことが明白となりました。そして、過去に「トンネル補助です」と言った担当課長の認識の問題も問われました。また、質問するのは限られた議員だけですから、調査特別委員会の体をなしていないのも事実です。
ですから、3月議会で一定の委員会としての中間報告を行なうこととなり、会派代表者会議で100条委員会移行も含めて議論をすることを決めて閉会しました。これ以上調査を続けても、新たな進展は何も期待できないと私は思います。あくまでも、ジュオンの問題とする執行者の認識では、これが限界でしょう。
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