― 庄原市政や日々の出来事に関する事を書いています
[ 2011年1月4日(火) ]
会社は明日から仕事始めですが、個人的には今日から本格始動となります。先ずは、商工会議所の新年互礼会です。商工会議所の会員ではありますが、今日は議員として参加することになっています。
報道各社の景気予想では、8割が景気は横ばいとなっていました。私も上向く要素がないので、横ばいだろうなと思っていますが、何とかならないものかと思う気持ちもあります。昨日のアルパークの百貨店の活況を見れば、都市部の消費動向は堅調に推移かとも判断します。それは、所得水準が県北部よりは上にあることがうかがい知れます。
人々の胃袋を満たす食材を生産する現場の労働者の賃金は、あまりにも低いという現実。自給率の向上と言いながら生産現場の声は政治には届いていません。やる気の起きる農政にしない限り、自給率は上がらないと思います。国が責任を持って、安心安全な食料を生産する農家を育てる仕組みが必要です。それには、国民の応分な負担も要るということです。
食料は、国が守るのが当たり前です。近頃、中国に対する警戒感が強くなっていますが、私の持論である、中国に米を輸出すべきということが現実味をおびてきています。日本で日本のお米を食べていた研修生が中国に帰っています。彼らは日本のお米の味を覚えています。後は政治の力で、日本の安心安全なお米を中国に輸出できるようにすればいいのです。(現在、年間20万トン契約)
牛肉だって、野菜だって、強大なマーケットである中国をターゲットにすべきです。それを可能にするものは、肥沃な農地に豊富な水資源です。その為には、大型環境税を導入して、農家や林家等に直接、戸別所得保障で守る必要があります。
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