三楽荘に行きました

[ 2010年12月14日(火) ]

16日に補正予算で上がる「三楽荘改修費」の必要性の有無を調査研究するために、同僚議員のYさんと現地に行ってきました。閉まっていたので、支所にお願いして開けていただき、1階から2階の各部屋やトイレ、庭の具合なども確認しました。

4000万円からの補正予算を要求していますが、内装を修復するという程度の説明しかありません。前回の大改修の時にも、どこをどこまで改修するという説明はありませんでした。ですから、今日も確認したのですが、仕事途中の個所が複数ありました。以前のブログにも書いたと思いますが、市が発注する工事で、途中までで未完成ということがあっていいのでしょうか。(7月末改修完了事業であった)

前例がある訳ですから、またまた未完成ということになる可能性は十分にあると私は思います。登録有形文化財に選ばれることになりましたが、現状での審査で登録ということになるのですから、これ以上の改修は必要ありません。活用という観点からの考えであれば、地元や市内の興味ある方々が実際に三楽荘を使って試行錯誤される中から活用策が生み出されるように考えます。

机上の空論といいますが、実際に動かなければ駄目だと思います。今日の視察で一番気になったのは、2階のトイレが改修されていることです。これでは、次は2階の改修が義務化されているということではありませんか。私は今回の三楽荘の補正が通れば、際限なく補正が出てくるのではと考えます。