視察を活かせ!

[ 2010年11月13日(土) ]

今回は内容の濃い視察となりました。海士町から出雲市、松江市と少し欲張り的に3市町のそれぞれの特長的な部署を視察した訳ですが、どれもが画期的な施策を実施されており、大いに勉強になりました。問題は、それが庄原市に活かされるかということです。

視察の成果が活かされないのであれば、物見遊山と揶揄されても弁解の余地はありません。視察の時にみんなで話したのですが、青森県の東通村を視察した成果は、庄原中学校の校舎建設に活かされたということになりました。しかし、少し贅沢な造りとなったのではという意見もありましたが、生徒の情操教育には非常に効果があると私は判断します。

さて、それぞれの市町が独創的な行政運営をされているわけですが、海士のトップダウン方式にも賛否はあろうかと思いますが、そうせざるを得ない状況であったことも大いに理解できました。出雲市の科学館運営も当初の目的は、ノーベル科学賞がもらえる科学者を輩出しようということだったとか?、しかしながら、そんなに甘くないということのようでした。これからの奮起に期待しましょう。

松江市の幼保園は、私が想像していたものよりは相当に異なった運営をされていました。詳しいことは、資料室にアップしますが、元々、松江市には市立の幼稚園が小学校区に1園あるのだそうです。社会情勢から働くお母さんが増えてきたことを受け、私立の保育所ができてきたのだそうです。そんな中からあみ出したのが、幼稚園と保育所が合体した幼保園です。

これから視察報告書を書きます。それをそのまま、資料室にアップした方が効率がいいので、そうします。少し時間がかかりますが、ご期待下さい。